WJ工法 ウォータージェット
ウォータージェット工法とは
ノズルから噴射された超高圧水(100〜200Mpa)のエネルギーにより、コンクリートのセメントモルタル結合を破壊する工法
特徴
○環境対応
ブレーカー、削岩機等の打撃破壊とは異なるメカニズムであるため振動、騒音、発熱が、ほとんどなく良好な作業環境と環境問題への対応が容易である。
○影響
対象物に対する変形、ひずみ、残留応力が少なく、マイクロクラックが、ほとんど無いため構造物への影響が少ない
○部分除去
適切な圧力、流量を使用することにより、鉄筋を傷めずにコンクリートの劣化部分だけを除去する選択的なコンクリート除去処理が可能である。
○表面処理
圧力の調整により対象物を傷めずに表面の塗膜や付着物のみを除去することが可能である。
○自由度
非接触のため、装置の自由度(遠隔操作性)が高い。
用途
@ 表面処理 (優位性:少人数短期間での施工可能)
・高所作業車による洗浄
・バキュームガンによる洗浄
Aはつり、剥離 (優位性:粉塵公害・飛散が発生しない、洗浄水は真空回収され処理するため汚濁物が発生しない)
・チッピング(5mm〜15mm) ・キャスタブルハツリ(20mm〜70mm) ・橋脚、スラブ(80mm〜120mm)
・アスファルト防水剥離 ・白線消し(道路区画線等) ・浄水場の塗装剥離 ・ライニング剥離
プールの塗装剥離(樹脂塗装全般)
アスファルト防水剥離工
アクアセルロータ
白線消し(道路区画線等)バキューム使用 W:150〜450mm
配水池内洗浄(ロボットによる施工)